「マネーの虎」にサブリミナル映像?

http://www.asahi.com/culture/update/0216/003.html

 日本テレビのバラエティー番組「マネーの虎」で、1万円札の福沢諭吉の顔の短いカットを挿入する「サブリミナル(潜在意識)的表現手法」の疑いのある映像が流れていたことが16日、分かった。この手法は、日本民間放送連盟(民放連)の放送基準で不適とされている。同局は「サブリミナルとは考えていないが、疑いを持たれるのは避けたい」として、9日放送分から、この映像を削除した。

 日テレ広報によると、サブリミナルの疑いのある映像が流されたのは番組の導入部で、1万円札の福沢諭吉の顔を1秒30コマ中0.2秒間に当たる6コマ、挟み込んでいたという。

0.2秒・・・6フレームでしょう?!
こんなので、サブリミナルだといわれたら大変。
元CM編集者として、言わせてもらえば、
大事な表現方法の一部を取られるような気分ですな。

アナウンサーが1分間にしゃべる語句の数が増えてきたように
1カットの秒数も年々洗練され、短くなってきてるのです。
場面転換のZAP的表現や、衝撃を与えるアップ映像などに、
6〜10フレームっていう短いカットは是非とも必要っす。

6フレームが目に見えなくて、
潜在意識のみに訴えられるようにしか感じられない鈍感なやつは
テレビを見てはいけません。