やののHPを見た。「戯れ言」のコーナー(ここ)だ。
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11月8日付けの「戯れ言」に反論をさせていただきたい。
何故なら、僕の好きなF1をまったく通らない理屈で一方的に、
必要もないのにこき下ろしているからだ。
とりあえず、11月8日付けの「戯れ言」を見ていただいたあとで、これ以降を読んでいただきたい。
「怒って反論」ではないので一同、ご安心を。。。


まずは、彼が「競馬・プロレスがおもしろい」ことの共通点として、
1)なにが起こっているかわかりやすい。
2)知識による裏付けが物を言い、細かなファクターに思い入れしやすい。
の2つをあげている。
F1は、確かにTVでほんの2、3秒みたところで、今誰が何位なのか、どこを走ってるのかが非常にわかりにくい。これはサーキットでみていても同じ事だ。しかし、、、である。これは競馬であれ、プロレスであれ同じ事ではないだろうか?!
競馬、プロレスに対しての知識がなければ同じ事が言えるのではないか?。
競馬の場合、どちらが先頭なのかは馬鹿じゃない限りわかるが、馬の名前・種類などがわからなければ、見てるものにとっては、ただ駄馬が草原でかけているのと何の違いもないのだ。駄馬が草原でかけているものに、先頭も糞もない。ただの馬の集団だ。ただの馬の集団に意味は見出せない。だから知らないものに取っては分からないのだ。
プロレスにおいても同じ事だ。僕は「橋本なんとか」というプロレスラーを知っているが、彼がプロレスをしている姿は、僕にとってはただデブが暴れている姿にしか見えない。技をしらなければただの喧嘩であるし、どちらが優勢なのか、さっぱりわからないのだ。僕は野球は好きなのだが、野球も得点の案内がなければ今どうなっているのかがわからないだろう。だから、野球にはこの論はあてはまるまい。
僕にとっちゃ、競馬もプロレスもちょっと見た限りではなにが起こっているのかわからないのだ。
これは、それらに対する「無知」によるものだ。
僕には、F1のその瞬間の動向は、TVなら番組、サーキットなら掲示板を見ていれば、わかる。やのにそれらがわからないのは、「無知」によるものだろう。
よって、F1に(1)が当てはまらないことはないのだ。


2)だ。
やのがF1に細かな思い入れができないのは、F1に対しての「無知」故である。
F1の試合が長いのはスポーツの特性上だ。耐久と最高技術の妥協点をみつけてレースをするスポーツだからだ。試合が長いというなら、「60分一本勝負」って長くないか?!
野球はだいたい3時間以上だし。その点、競馬は短いけどね。ギャンブルだから、そうなんだろうね。
今、F1では2世パイロット(F1ではドライバーよりもこう呼ばれることが多い)が活躍している。彼らは優勝を狙えるパイロットであり、「血」を楽しむ事だってできる。そして、車自体はそれぞれのチームが独自に作っているものであり、シャーシ(車体)・エンジンも、チームによって違う。知らないものにとっては同じ車にしか見えないだろうが、実は違うのである。これと、競馬好きなひとが馬のつやをみて、馬の調子を見分けられるのだか、知らない人がみても「さっぱりわからん」のと、果たして違うのだろうか?!
そとからパイロットが見えないF1だからこそ、知らない人にとってF1というスポーツは、ヒュマンファクターのないスポーツと見られがちだ。しかし、F1を操っている選手は、レース中に脈拍が200を越えるという極度の肉体的負担がかかっているスポーツであり、その人の五感が、その極限状態のなかでいかに正常に保っていられるか、そして、それらによってマシンの状態をしり、それを維持すべく早く走るというヒューマンファクターが存在しているのだ。
だから、昔のパイロットしかり、F1を知っている人にとっては「紙のF1」はできるのだ。


やの君。君がF1を好きでないのは良く分かるけど、
あの文章とそれ以前の文章の繋がりが直接みえないような文章で、F1をそういうのは良くないな。
僕も競馬を好きでないとは言ったけど、それは僕の「競馬に対しての無知」からくるものであり、
「博打」であるからだ。


だから君も、「無知」を認めなさい。やの君。